(無産階級)文化大革命とは、1966年から1976年頃まで(日中国交正常化は1972年9月)毛沢東が死ぬまで10年間に渡って行われていた資本主義の批判を行うというものです。
文化大革命によって、それまでの知識人などが「資本主義的」(走資派)などと批判されて投獄されるなどしたので、中国は荒廃して世界の発展から取り残される事となります。その頃に日本は、高度経済成長を遂げていた次期で、世界でも先進国の仲間入りを果たす頃でした。
1978年10月、日中平和友好条約の為に日本を訪問した鄧小平は、1964年に開業していた新幹線にのって日本の発展ぶりに驚いて、中国を改革開放に導いたと言われています。当時、日本と中国の経済格差が歴史上で最も開いていたとさえ言われています。